初めてフルートを手にした時って、どうしたら音が出るのか不思議に思いませんか。

直接息を吹き込んでも鳴らないし、他の木管楽器みたいにリードもないし…

横に持って音をだす!のはわかるんだけど……と戸惑ってしまうのも無理はありません。

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どうしたらしたら音が出るの?

フルートは管楽器の一つで、その中でも木管楽器に属しております。

木管楽器は、リード(薄片)を振動させて音を出す楽器の方が多いのですが、フルートにはリードを取り付けません。

 

実は、フルートは奏者自身の唇がリードの役割をしているのです。

エアリードと呼ばれており、このエアとは空気のことを指しております。

頭部管にあるリッププレートに唇をのせて、空気の流れを当て音を出しているのです。

なんだか難しそうと感じるかもしれませんが、リコーダーも空気の振動で音を鳴らしているのでエアリードなんですよ。

 

音を出す為には、正しい口の形と位置を知る必要がある

唇がリードの役割をしているので、フルートを演奏する上で最も重要なのは口の形と言われております。

この口の形のことを、アンブシェアと言います。

フルートだけに限らず、全ての管楽器を演奏する際の口の形や口まわりの筋肉の使い方のことを言います。

 

そして、アンブシェアだけ理解しても楽器と唇の位置がズレていると綺麗な音は出ません。

フルートは、アンブシェアと頭部管との位置関係一致すると正しい音が出るのです。

 

フルートのアンブシェア

エアリードが出来るようにならなければ、フルートの音は出ません。

そのためにはまず、アンブシェア(口周りの筋肉と口の形)を確認しましょう。

 

1、口角を少し上げ、にっこり微笑むみます。(口周りの筋肉

2、下唇に少し力を入れながら、上唇より若干後ろに引きます。(口の形

 

この口の形をキープしたまま、人差し指、中指、薬指、小指を水平にして、唇の下に人差し指を当てて息を『ふーっ』と出してみてください。

中指と薬指に息が当たっていれば正しいアンブシェアが出来ていと言えるでしょう。

アンブシェアの状態で、唇の中央にできる息が出る穴のところをアパチュアと言います。

しかし、一人ひとり指の太さが違うので、おおよその目安だと思ってくださいね。

 

唇と頭部管の位置関係

フルートは、頭部管・胴部管(主管)・足部管の3つの管から構成されております。

まずは頭部管だけを用いて、音が鳴る位置を確認しましょう。

 

頭部管には、吹きにくくならないよう考案されたリッププレートがついており、ここに唇をのせます。

(この唇をのせる位置がさきほどのアンブシェアで確認した人差し指に当たる部分です。)

さらにリッププレートの中央には歌口という穴があり、この歌口に息を当てて音を出します。

(歌口になるのがアンブシェアの確認では、中指と人差し指にあたる部分です。)

 

1、頭部管の歌口を唇の中心(アパチュア)に当てる。

2、その位置をズラさず顔からも離さないまま、手首を使い唇の下の方へくるんっと頭部管を回転させます。

   ここがおおよそのポジションです。

3、このポジションのまま息を吹き込んでみる。

4、角度を少しずつ変えて息を吹き込み、一番音が出しやすいところを探してください。

 

一人ひとり、口の形も唇の厚さも異なりますよね。

リッププレートもメーカーによって、微細ながら異なっております。

なので、みんなが同じポジションで音が出るわけではありません。

位置はズラさずに角度だけを変えて、音が出しやすい自分だけのポジションを探してくださいね。

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まとめ

アンブシェア(口の形)と頭部管の位置は、見つけることができたでしょうか。

私も1日では身につけることができず、昨日は音がでなのに出来なくなっている…という経験がありました。

しかし今後、音の音色や高低、強弱などを変化させるためにも、アンブシェアと息のコントロール具合がとても重要になってきます。

楽器がなくても自分の指で確認することが出来るので、すきま時間などに練習してみてくださいね。

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