部活がきつくて辞めたい…華やかに見える吹奏楽部の裏の顔

 

新入生の時は新しい学校、新しい部活、新しい友達…と新しい環境にたくさんの興味や魅力が溢れているので、ワクワクが止まりませんよね。

しかし部活に入部したけど、こんなはずじゃなかったのに…と悩みを抱えてしまう方がいるのも現実。

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華やかな表舞台と裏のつらい現実

 どんな部活でもきついと感じる時はあります。

体育部だと運動量もですが、先輩との上下関係も悩みの種だったり…。

それでは、吹奏楽部はどうなのでしょうか。

私が所属していた時にに辛いなと感じたことを書いていきたいと思います。

 

体育部並の体力作り

楽器を吹くと言うことは、腹筋をつけて音を安定させなければなりません。

腹筋を行ったことのない人・できない人にとっては非常にきつく感じることでしょう。

そして腹筋だけ鍛えても身体のバランスが悪くなってしまうので、背筋も鍛えたり腕立て伏せもしたり、校舎の周りを走ったりなど体育部並の基礎練習は必須でした。

 

音が出ない・キレイに出せない

ただ音を出すだけなら問題ありませんが曲を演奏するということは、音階を出せるようにならなくてはいけません。

楽器を吹くためのには、唇の調整も必要になってきます。

顔には無数の表情筋があり、当然口のまわりにも存在しています。

 

口のまわりの筋肉が使えないと音階をコントロールするのは非常に困難です。

そして吹き続けてる途中で筋肉痛になりきつく感じてしまいます。

 

楽譜が読めない

音が出せても楽譜が読めなければ演奏は出来ませんよね。

私は吹奏楽部に入る前は音符が全くわかりませんでした。

音楽の授業であったリコーダーやピアニカはなんとなくやり過ごしていた音楽音痴です。

だから一緒に入部した他の一年生と比べてスタート地点に違いがありました。

先輩も優しく教えてくれましたが、少数派の出来ないというプレッシャーもキツかったです。

 

楽譜通りに演奏できない

頭では理解していても、簡単には楽譜通りに演奏できません。

必要な表情筋がついていないのもありますが、木管楽器は指使いも必要になってきます。

打楽器は簡単だと思っている人も多いかもしれませんが、それぞれテクニックが必要です。

私はたまにお手伝いで打楽器をしたことがありました。

グロッケン、わかりやすく言うと鉄琴のことですが、この楽器は片手に2本以上のマレットを持つこともあります。

両手で4本持ち演奏するのは非常に難しかったです。

 

全体練習に参加しなければならない

練習には個人練習・パート練習・合同練習があります。

 個人練習 一人で練習
 パート練習  楽器ごとに練習
 全体練習 先生を含めた部員みんなで練習 

最後まで全部吹けるようになっていなくても、全体練習に参加しなれけばなりません。

入部したての頃は、『出来るところだけでいいよ』と言ってもらえます。

しかし初心者優遇が適用されるのは最初の内だけ…。

数ヶ月しても十分な進歩がなかったらその場で先生に注意されたり怒られます。

最悪、怒鳴られることも………

 

夏休みはほぼ練習

夏休み中の部活動をしていい日数は決められております。

しかしコンクールや学園祭などの行事のために曲を完成させる必要があります。

私たちの学校は練習量が必要だったので、夏休みは内緒でオーバー練習をしていました。

先生自らの提案で『絶対に内緒にしてて』と半脅し状態(笑)

勿論出席できない場合は連絡をすればいいのですが、旅行に行くからという理由だと先生が中心になって陰口を言われます。

ブラックですよね。。。

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それでも続けられたのは… 

 

全ては練習不足が原因ですが、楽器の演奏って初心者には本当に大変なことなんです。

それでも続けられた一番の理由は、素敵な仲間に恵まれたからだと思います。

同じ時期に入部した友達とは同じ辛さを共有できます。

そして先輩も同じ道を通ってきているので、良き理解者であり味方です。

だから吹奏楽部って先輩とも後輩とも仲いいんじゃないでしょうか。

一つの曲が完成させるためにはみんなとの連携間が大切ですからね。

悩みがあったら一人で抱えずに相談してみたら、もっと親しくなれるかもしれませんよ。

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