2019年4月14日に山陽新幹線の非常用ドアコックを開けたことで50代の男が逮捕されました。
SNSなどの声を聞いていると、「非常用ドアコックってどんなの?」や「ドアコック開けたら簡単に開閉できちゃうんだ」のような声が上がり話題になっています。
ということで今回は、新幹線のドアコックがどんなモノなのか写真で公開していき、犯人の犯行目的などをまとめていきます。
山陽新幹線の非常用コックの写真はコレ!
そもそもドアコックとは?
ドアコックとは、鉄道車両やバスなどの自動ドアを手動で開けるために装備されている機器のことを言います。
電車のドアの近くにこんな赤い表記を見たことがあるかもしれませんね。
この中に非常用ドアコックが格納されています。
このような蓋を開けると、コック(栓)が現れます。(参考用の写真なので実際の山陽新幹線のモノとは異なります)
このコックを操作すると、電車のドアが開くという構造ですね。
基本的には緊急時に、お客様(乗客)が操作可能にするために使われています。
山陽新幹線のドアコックの画像はある?
山陽新幹線のドアコックの画像はリサーチしましたが、見つかりませんでした。
しかし、電車やバスの中には必ず非常のドアコックがあり、車両と車両のあいだにいけば見つかるはずです。
こんなかんじでいつも乗っている電車には必ずあるものです。
※絶対に緊急時じゃない限りは、触らないようにしましょう。(逮捕されるよ)
山陽新幹線のドアコックはどうやって開けたの?手口は?
そもそも東海道系統の新幹線のドアコックは時速5km以上でロックされているはずでは?どうやってフタを開けたのだろうか。
出典:Twitterより
Twitterでも話題になっていますが、どうやって犯人のオトコは非常ドアコックを操作したのでしょうか?
東海道系統の新幹線のドアコックは時速5KM以上でロックされているという情報もありますので、その手口が気になりますよね。
平成20年度のJRの改良工事では、「起動時に非常用ドアコックフタを施錠して、走行中は開けられないようにする」ということで対策も練られていたはずでは・・・。
どんな手口でドアを開けたの?
非常ドアコックを操作すること自体は簡単なようです。
2018年10月にも東海道新幹線でいたずら目的で非常ドアコックが操作された事例もありますし、特段制限はないように思えます。
しかし、非常ドアコックの蓋が空いた瞬間に運転士には通知がされるシステムがとられているようです。
過去の非常ドアコック事件のときも、ふたが開いた時点で電車を急停止した事例もあります。
なので、対策が特別なされているというわけではなく普通にドアを開けることは可能みたいですね。
逆に言えば、緊急時に操作ができないような装置だと意味はないので、ある意味正解だとは思いますがね。。笑
ふたを開けた時点での運転士の迅速な対応が求めてられるような気がします。
いたずらは絶対にあかんよ!
今回は山陽新幹線でのドアを開けた事件についてまとめてみました。
緊急性もないのに、走行中の電車のドアを開けるのは犯罪です。
火災などの非常時ではないので指示無く扱えば鉄道営業法や刑法(列車往来危険罪)等に問われる可能性もあります。
乗客の生命を守る装置の使い方を間違えてはいけませんし、損害賠償問題になったら相当なお金がとられてしまうので、いたずらはあかん!
また、今回の事件をきっかけにJR側としても対策をしていただきたいですね。
みんなも良き電車ライフを!
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