グッドドクター6話ドラマのあらすじネタバレ!兄の死や父が来た理由や真相は?

 

 

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ドラマ『グッド・ドクター』第6話は、8月16日(木曜日)よる10時からフジテレビ系列にて放送です。

 

5話のラストでは、高山が湊を画像診断科への転科願いを破り捨て、小児外科医の一員として認め始めてくれました。

 

そして、湊が東郷記念病院で働いているのを知り、父親が会いに病院を訪れました。

 

突然の父親の登場に驚きましたね。

 

湊は父親から暴力を受けていて、ずっと会っていなかった様子なのに、何か良からぬことを企てているのでしょうか

 

今回は、グッド・ドクター6話の見逃し配信やあらすじのネタバレを中心に、まとめていきたいと思います。

 

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グッド・ドクター 6話の予告と無料の見逃し配信期間

 

第6話は、命の危険を抱えた妊婦の物語です。

 

妊婦の水野理香の胎児にリンパ管腫が見つかり、このままでは正常な分娩が行えません。

 

そして、理香は周産期心筋症(心臓病のなかった女性が妊娠・出産に際し、突然、心機能が低下し、心不全を発症する疾患)も患っているので非常な危険な状態。

 

手術にはリスクも伴うから、間宮は反対します。

 

 

妊婦とお腹の赤ちゃんの両方を助けたい瀬戸と湊。

そして高山もリスクよりも、命を守ろうとして変わってきました。

 

そして、理事長の東郷にも病院が存続するかどうか、決断の時がやってきます。

 

6話を見逃してしまった方、もう一度見逃し配信で見たい方は、ドラマ放送終了後から、2018年8月23日 20時59分までFODで無料配信しております。

 

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グッド・ドクター第6話の主なキャスト

新堂 湊山﨑 賢人主人公で医師を目指す
瀬戸 夏美上野 樹里湊の指導医
高山 誠司藤木 直人小児外科のエース
間宮 啓介戸次 重幸小児外科長
橋口 太郎浜野 謙太看護師
東郷 美智中村 ゆり理事長
司賀 明柄本 明院長
猪口隆之介板尾 創路副院長
新堂 航遠山 俊也湊の父親
鶴田 皐月堀内 敬子産婦人科医
水野 理香篠原ゆき子妊婦の患者
水野 悟森岡 龍理香の旦那

 

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グッド・ドクター 6話あらずじネタバレ

兄の死の真相を知った湊は、いつも胸を叩くを兄の声が聞こえていたのに聞こえなくなってしまいました。

 

周りのみんなが医師として認め始めてきたのに、もうお医者さんにはなれないと告げる湊。

もう医師の道や、『全ての子どもを大人にしてあげたい』という夢は諦めてしまうのでしょうか。

 

さて、それでは第6話の内容をネタバレしていきたいと思います。

 

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当直を任されて自信がついてきた

新堂湊(山﨑賢人)画像診断科への転科させるつもりでいた高山誠司(藤木直人)だったが、外科医としての知識は優秀なこと。

 

そして、一人で自立した医者を目指すのは今はまだ難しいかもしれないが、お互い足りないところを補い合ってチームとして最善を尽くせる医師を目指したらそれいいのではと湊の指導医である瀬戸夏美(上野樹里)に言われ、高山は転科させることを止めるのであった。

 

湊は、『定時に来て定時で帰れ』と高山から言われていたのだが、当直医を任されることになった。

高山から業務を任せてもらえて湊はさらに生き生きと働きだしていた。

 

何だか見違えたわね。』

『当直を任されるようになってから自信がついてきたんですよ。』

 

看護師の橋口太郎(浜野謙太)たちも湊の成長する姿が微笑ましい。

 

患者の森下伊代(松風理咲)は、優しいしイケメンだしと評価をして姉に花婿候補として薦めてみるのだった。

 

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湊の父が病院に現れる

ボーイソプラノ歌手の響くんと一緒にテレビに出演していたのを偶然目にした湊の父親、新堂航(遠山俊也)は、東郷記念病院で湊が働いているのを知り病院を訪れました。

 

その時に偶然瀬戸と遭遇。

湊は今回診中だと伝えると、『湊に渡してほしい』と連絡先が書いてあるメモを受け取り、頼まれていたのです。

 

航から暴力を受けていたことを湊から聞いていた瀬戸は、メモを渡すべきかなのかどうしたらいいか分からず、院長の司賀明(柄本明)に、相談をするのだった。

 

『彼自身はとても会いたがっていましたが、このまま渡していいものかと…。』

司賀は、『この件は私に任せてください』と航の連絡先が書いてあるメモを瀬戸から預かります。

 

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妊婦と赤ちゃんに迫る命の危険

高山先生が呼んでいると教えられた湊が会いに行くと、そこには産科医の鶴田皐月(堀内敬子)も一緒にいた。

 

高山は鶴田に湊を紹介すると、名前だけは知っていたそうだった。

 

『僕も鶴田先生の噂を知っています。

 毎年1000人以上の赤ちゃんを救っているとても素晴らし先生です。

 二度の結婚に失敗し、今は仕事に邁進中です。』

 

挨拶をしていると、瀬戸も戻って来た。

瀬戸と鶴田は顔見知りで、挨拶を交わしていると湊に突っ込まれてしまう。

 

『日本人女性の約7割が、良好な関係を保つためにお世辞を言うという研究結果が出ています。』

 

ほんと面白い先生ねと引き気味だったが、鶴田はお願いごとがあって小児外科を訪れた本来の目的を思い出した。

 

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妊婦と赤ちゃんに迫る命の危険

会議室では、産婦人科と小児外科の合同カンファが始まる。

 

鶴田は、産婦人科で診ている出産間近の37歳の患者、水野理香(篠原ゆき子)の状況を話した。

 

理香は現在妊娠37周目で、診断画像にはリンパ管腫があり、このままでは軌道が詰まる恐れがあり正常な分娩をすることが出来ない。

 

そこでEXIT(イグズイット)を行いたいと提案した。

 

産科医が帝王切開を行い胎児の上半身を母体の外に出し、その後小児外科医に胎児の気管挿管を行って気道を確保次第、臍帯(へその緒と呼ばれる胎児と胎盤とを繋ぐ白い管状のもの)を切断し分娩するという内容だ。

 

しかし、周産期心筋症を患っており、ここまでの過程を30分以内に行わなければならないリスクがあった。

 

万が一出血して止血できなければ母体も子どもも死亡する恐れがあるが、リスクを理解した上で理香が手術を望んでいた。

 

高山が瀬戸と湊を助手につけることを発表すると、湊をつけることに疑問も持ち室内はざわつき始めた。

間宮啓介(戸次重幸)もその一人だった。

 

『新堂には十分な知識と、優れた空間把握能力があります。

 新堂がいれば、必ず助けになってくれます。』

 

みんなのへ疑問を解消するように、高山は湊を信頼していることを話した。

 

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理香の病室

助手を任された湊と瀬戸は挨拶するために理香の病室を訪れると、赤ちゃんの帽子を編んでいた。

 

理香は、お腹を蹴られる度に赤ちゃんがすごく苦しんでいる気がしていた。

初めて授かった子も流産させてしまったことから、私のお腹はそんなに居心地悪いのかとも悩んでいた。

 

周りのみんなのように産めなかったことが情けなく、そして赤ちゃんに申し訳なく思っていて不妊治療を続け、三年目でようやく授かることができたのだった。

 

『お腹の赤ちゃんのリンパ管腫は手術すれば必ず治ります。

 元気になります。その帽子も被ることが出来ます。』

 

湊は理香を励ますと、瀬戸も続いて勇気づけるのだった。

 

『胎動は元気な証ですよ。

 きっとお母さんに会いたがっているんだと思います。』

 

すると、どうなってもいいからこの子はだけは助けて欲しいと強くお願いをされた。

理香にとって、お腹の子はもう大切な子どもだった。

 

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高山から大量の本を渡される

医局に戻ると、湊の机には大量の資料本が置かれていた。

高山に明日までに全部覚えておけと言われたらしい。

 

『助手として期待されているんじゃない。頑張らないと。』

 

瀬戸が湊を励ますと、益々やる気を出したようで、湊は高速で音読を始めました。

あまりの早口にその場にいた意思は驚きの眼差しで見るのでした。

 

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父親が湊と再開を果たす

帰宅時も本を読みながら歩いており、病院の出入り口のシャッターを出ると、そこには父親の姿があった。

 

航は湊が出てくるのを待ち伏せしていたのだった。

 

湊は航に暴力を受けた過去が蘇り、パニックになって戸惑ってしまうのだが、航は湊に近づいて抱きしめた。

『会いたかったぞ湊。こんなに立派になって。』

 

 

 

翌日、湊は回診中に一番詳しそうな患者の女子高生に『二人きりでお食事に行くのにオススメな場所はありますか。』と尋ねてみた。

 

急な質問に好きな人でも出来たのか聞いてみると、好きな人と行くと伝えたみなとは、瀬戸や橋口太郎(浜野謙太)や子どもたちに恋人の期待をさせてしまうのでした。

 

誰と行くのか聞いてみると、食事に誘われた人物が父親だと答えてくれた。

瀬戸は話の流れで聞いてみただけなのだが、まさか父親だと思っていなかったので困り、こっそりと司賀に電話で伝えるのでした。

 

司賀は瀬戸から航の存在を知っていたので、行動調査をしておりました。

 

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理香の旦那は手術に反対

湊と瀬戸が理香の病室に回診に行くと、病室を覗き込む不審な男性がいた。

その人物は、理香の旦那の水野悟(森岡龍)だった。

 

悟は手術に反対しており、理香と喧嘩をしてから口を利いてもらえなくなってしまったので、様子だけ見に覗いていたのでした。

 

心臓に負担がかかり、理香の命が危ない。

そんな手術に同意出来るわけない。

これが悟の意見だった。

 

医局に戻ると、瀬戸は湊に優しく指導をして教えていた。

 

『悟さんの気持ちもわかるが、どんな手術もリスクが伴うものよ。

 理香さんがあれだけ手術を望んでいる以上、私たちがが最善を尽くさないと。』

 

そして、湊のアラームが鳴り響いた。

航と食事に行くために、帰宅時間を設定していたのだ。

 

湊は、『何かあったらすぐに連絡してくでださい。』と瀬戸に伝えレストランに向かうのだった。

 

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高山と東郷が言い争う

病院では、東郷美智(中村ゆり)が高山を呼び止め理事長室で話をすることになった。

 

東郷は恋人なのに弟の話をしてもらったことがない。

それなのに瀬戸には話していたことが気に食わなかった。

 

『そういう君はどうなんだ』

 

そう切り出すと高山は、副院長の猪口隆之介(板尾創路)が湊を利用して司賀を院長を失脚させて小児外科を無くそうとしている計画を立てていることを知っていながら秘密にしていたことを問い詰めた。

 

東郷は猪口から『東郷記念病院・改革プラン(案)2018~2022年度』と書かれた改正プラン案を渡されていた。

 

三人に一人が高齢者という時代がやって来る。

 

猪口の考えは、高齢者向け療養型病院への転換だった。

新日本医療グループの傘下に入れば、多額の資金援助を受けることが出来るのだ。

 

融資を断られ、猪口に従う他にどうしようもないこと。

そして、病院を守りたいことを伝えた。

 

『だからって、今いる患者を見捨てる気か。

 君は大事なものが見えていない。』

 

『あなたに何が分かるの。

 私が相談したい時、いつも自分の仕事ばかり優先してきたのは誰。』

 

言いすぎてしまった東郷は謝り、言い争いたいわけじゃないことを伝えて高山と東郷は一度冷静になって考えることにした。

 

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父が来た理由は?

航はレストランに向かっていたのだが、道中一本の電話が入った。

 

電話の相手は司賀だった。

航は院長室を訪れ、今夜は息子と食事に行く予定だった事を伝える。

 

『あなたの目的は分かっていますよ。』

 

司賀は、航を調査していた。

調査資料には、航が無職であることと借金があることが書かれていた。

 

そして、お金を受け取る代わりに湊にはもう二度と近づかないことを約束するのでした。

 

湊は、有名な三ツ星レストランの夜景の見える窓際の席を予約していた。

 

席に案内されると、時計を見ながら航が来るのを楽しみに待っていたのだが、とうとうレストランの閉店時間になってしまい航が現れることはなかった。

 

湊は落ち込みながら帰宅していると、道路を挟んだ反対の歩道に航が歩いているのを見つけた。

何度も『おとうさん』と叫んだのだが、航の耳には届かず急いで追いかけるのでした。

 

橋の上でようやく航に追いつくと、ずっとまっていたのにどうして来てくれなかったのかを尋ねるが、湊を無視して行こうとする航。

 

『待ってください。』

航の腕を掴むが振り払われ、同時に封筒が落ち中の現金を見られてしまった。

 

航は金さえ手に入ればもう用はないと湊を突き放し、兄が死んだのは事故にあった時に湊が先に助けられて手遅れになったからだと攻めた。

 

しかし、湊は司賀から兄は可哀想だけど即死で、少しも苦しまずに天国に行った教えられていた。

 

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兄の死の真実

湊は院長室へ駆け込み、兄の死の真実を問尋ねた。

 

湊と兄が運び込まれた時、確かに二人とも生きていた。

 

しかし、湊の方が助かる可能性が高かったから、司賀は先に湊を助けた。

湊を混乱させたくなくて、司賀は黙っていたのだ。

 

『だめです。どんな状況でも兄を先にたすけるべきでした。

 僕じゃなくてお兄ちゃんを助けた方がみんな幸せでした。

 僕のほうが天国に行くべきでした。』

 

 

 

湊の慌てている姿を見かけた瀬戸は、走っていった方へ近づいていくと院長室を飛び出す湊と鉢合うことに。

 

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湊の過去

瀬戸は湊の後ろ姿が見えなくなると院長室を尋ねた

すると、司賀が湊の過去を教えてくれた。

 

湊は生まれて直ぐに母親を病気で亡くし、それからはずっと航に否定さてて育てられた。

そんな湊の支えは、兄だけだった。

 

しかし事故に遭い、湊の兄は病院に運ばれてきた時点でもう手遅れだった。

 

湊を父親の元に置いておけないと決断した司賀は手をまわし、航は警察に連れて行かれることになった。

 

子どもはどんな親でも愛されたいと思うもの。

どんなにヒドイ父親でも、湊にとっては父だった。

 

湊はたった一人で施設で育つようになり、兄からもらった木彫りのメスを眺めては兄を思い出すのでした。

 

司賀は幼い湊と一緒にオニギリを食べながら、兄は天国いるということを教えた。

 

『こうやって胸に手をあててごらん。ここはね、天国に通じる扉があるんだ。

 寂しいときや苦しい時いつでもそこをノックしてごらん。

 湊の声が必ずお兄ちゃんに届くはずだから。』

 

湊は空を見上げて、胸をノックするのでした。

 

『湊にとってお兄さんを失った悲しみは一生癒えるものではありません。

 でもね、私は信じているんですよ。

 大切な人を失った悲しみを知っている湊だからこそ必ず良い医者になるはずです』

 

湊は帰宅し、胸をノックするが、兄の声がもう聞こえなくなってしまった。

 

兄のことを思い出しながら、木彫りのメスに向かい『ごめんなさい』と何度も謝るのだった。

 

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理香の意識がなくなって危険な状態に

翌日、湊は病院に連絡も入れず無断欠勤をしていた。

湊の姿を朝から見ていないから、道にでも迷っているんじゃないかとも言われていた。

 

しかし、瀬戸は昨夜のこともあり気になっていた。

そんな瀬戸の元に電話が鳴り響いた。

 

香織が急に苦しみだし意識がなくなってしまったのだった。

 

原因は狭心症で、胎児への血流障害がおきている。

分娩しないとお腹の子は救えない。

 

会議室では、理香とお腹の赤ちゃんをどうするか話し合いが行われていた。

 

今、手術を行わなければお腹の中で赤ちゃんは死ぬが、無理にEXIT手術を行ったら母体が死ぬかもしれない。

 

20年間東郷記念病院で、妊婦が死亡した例はないのだ。

それは、病院はいずれも母体を優先させてきていたからだった。

 

手術にはリスクもあるが、助かる可能性もある。

懸命な話し合いの結果、一度家族に意見を伺うことになった。

 

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悟のは手術を断る

悟には間宮から説明することになった。

 

『お前はよけいな口を挟むなよ』

説明する前に、瀬戸は間宮から注意をされていた。

 

間宮から説明を受けた悟は、そんなに危険な手術なら結構だと断り、理香の身体を優先させてほしいと頼むのであった。

 

湊は自宅の階段で木彫りのメスを握りしめたまま座っていると、瀬戸からの電話がきて留守番に切り替わった。

 

瀬戸は、『聞こえているんでしょ。いい加減出てよ。』とメッセージを入れる。

 

瀬戸は、 同じ助手だから理香が狭心症を起こしたことを伝えた。

そして相談したいことがあるから、医局で待っているから必ず来てと残し電話を切るのであった。

 

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兄の声が聞こえない

瀬戸が待つ医局に湊が現れる。

瀬戸は『これを見て』と、理香の診断画像を渡すが、湊は相談には乗れないことを告げた。

 

『僕はもうお医者さんにはなれません。今日はそれを言いに来ました。』

 

湊は、兄の分の子どもをみんな大人にしたいと思っていた。

しかし1日考えて、兄はそんなこと望んでいなかったのかもしれないと思うようになっていた。

 

『お兄ちゃんはいつも助けてくれました。

 でもお兄ちゃんが一番助けてもらいたい時に僕が邪魔をしました。

 お兄ちゃんが可哀相です。

 僕が先に治療を受けている間、とってもとっても怖かったと思います。

 とってもとっても苦しかったと思います。』

 

もう胸を叩いても兄の声が聞こえなくなっていて、湊はどうしていいのか分からなくなっていました。

 

『私はあなたの悲しみや後悔を全て分かってあげることは出来ない。

 でも大切な人を失った悲しみを知っているあなただからこそ、必ず良いお医者さんになれるはず。

 あの日生かされたあなただからこそ、今出来ることがあるんじゃないの。』

 

湊の話を聞いた瀬戸は、優しく声をかけて励ますのだった。

 

『私はね、悟さんが理香さんの命を優先させる気持ちも、自分より赤ちゃんの命を優先する理香さんの気持ちも分かる。

 だから出来ることなら両方の命を救いたい。』

 

瀬戸は、理香が『どうなってもいいからこの子はだけは助けて欲しい』という言葉が忘れられずにいた。

理香にとっては、もうお腹の赤ちゃんは自分の子どもだったのだ。

 

だから瀬戸はどうしても理香の赤ちゃんを助けてあげたかった。

 

『あなたの力を貸してほしい。明日病院で待っているから。』

 

目に涙を浮かべた瀬戸は、理香の診断画像を湊に渡そうとする。

しかし湊は受け取ろうとしないので、湊の手の上に置いて帰宅するのだった。

 

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湊は理香の病室を訪れると、悟が理香を見守っている姿があった。

 

湊に気づいた悟は、何を言われても気持ちは変わらないことを告げた。

 

『無理にEXITをしなければ妻は助かるんです。

 助ける方を助けて当然じゃないですか。』

 

悟は、理香がいなくなってしまうことを恐れていた。

理香がいない人生なんて、考えられなかったのだ。

 

湊は、兄のことを思い出すと、悟に声をかけるのだった。

 

『残された方はとても悲しみます。

 僕にもわかります。

 悟さんの気持ちが分かります。

 でもそれは理香さんも同じです。

 目を覚ました時、赤ちゃんがいなくなっていたら理香さんはとても悲しみます。

 どんなに泣いてもその悲しみは消えません。

 心にぽっかり穴があいたまま、ずっとずっと痛いままです。』

 

悟は、理香がどんなに赤ちゃんを望んでいたのか思い出していた。

 

初めての赤ちゃんを流産させて、悲しんでいる姿。

在宅不妊治療を始め、自分で注射を打っている姿。

どうしてもお母さんになりたいから、このまま諦めたくないと頑張る姿。

妊娠していることが分かり、喜んでいる姿。

 

そして、名前を考えていた時のことを。

 

『いい名前思いついた。

 俺たちの愛が実るって書いて、愛実まなみはどうかな。』

 

『恥ずかしくない?ないそんなストレートに。』

 

すると、赤ちゃんがお腹を蹴ったのだった。

 

悟は、湊に出来れば子どもを助けてあげたいが、どうすればいいのか分からないことを伝えると涙がこみ上げてきてしまった。

 

湊は、理香も赤ちゃんも助けたいことを伝えた。

 

『僕のお兄ちゃんは、僕を残して天国に行きました。

 僕は今でもずっと悲しいです。ずっと寂しいです。

 こんな想い、誰にもしてほしくありません。

 悟さんにも理香さんにも、こんな想いしてほしくありません。

 あと少しです。あと少しで、理香さんはお母さんになれます。

 今、理香さんをお母さんにしてあげられるのは悟さんだけです。』

 

湊と悟は目に涙を浮かべながら、理香との赤ちゃんをどうしたらいいのか話をするのだった。

 

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理香の手術

翌朝、出勤した瀬戸は机に湊がいないとガッカリするが、違う場所で勉強をしていた湊を見つける。

 

生き生きと仕事をしている姿に、瀬戸は嬉しくなった。

 

湊と瀬戸は、会議で理香の手術について提案をする。

母体へのリスクを承知した上で胎児を助けてほしいと、悟が手術を希望してきたのだった。

 

半分の出血量で手術できれば、母体への負担は減らせることが出来ると話すと、間宮に無理だと反対をされる。

 

しかし高山は、帝王切開前に止血作業をしておけば、出血量を抑えることが可能だと賛成してくれた。

 

15分以内に全てを終わらせること。

少しでも母体の命に危険があれば、そこで手術は終わり。

 

条件付きだが、理香の手術が決まった。

 

タイマーが15分に設定される。

 

最初は産婦人科が帝王切開を。

『気管挿管お願いします』のタイミングで、小児外科とバトンタッチした。

 

湊は吸引をまかされることに。

 

しかし、なかなか見つけることができず残り5分を切ってしまう。

高山は、気管切開に切り替えることを判断する。

 

しかし、リンパ管腫が出血している。これだと切開する位置が分からない

そして出血量が多すぎて、もう母体が危険な状態になろうとしていた。

 

その時、湊は考えひらめいた。

『エコーをお願いします。

 赤ちゃんがなく前の器官は揚水で満たされているので、エコーでなら特定出来ます。』

 

残り3分に差し掛かってしまった。

 

手は尽くしたと諦める者もいたが、湊と高山たちは諦めなかった。

 

湊はエコー画面を真剣に見つめて、ついに見つけることができた。

『ここを切れば赤ちゃんを助けられます。』

 

切開、そして気道確保が完了したのだった。

 

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理香が目をさますと、悟が見守っていた。

 

そして、病室には赤ちゃんも一緒にいた。

元気な女の子だ。

 

理香は嬉しくて体を起こして赤ちゃんを覗き込んでいたが、ベッドに横たわると枕元から編み終わった帽子を悟に手渡して被らせてあげて欲しいと頼んだ。

 

悟は帽子を被せて、縁をめくるとそこには『まなみ』の文字があった。

 

悟は感動して泣いてしまうのだった。

 

『しっかり頼むわよ。名付け親は、あなたなんだから。』

 

悟は理香を抱きしめ『産んでくれてありがとう。』と伝えるのだった。

 

 

湊と瀬戸は、理香と悟の姿を廊下で見守っていた。

 

『私はあなたに改めて一つ教わった。

 世の中には、どうしても助けられない命がある。

 でもどんなに自分の無力さに嫌気がさしても、患者を助けたいって想いだけはなくしちゃいけない。

 あなたがたの想いが届いたから、愛実ちゃんはお父さんとお母さんに会うことができた。

 誰が何と言おうとあなたは立派な医者よ。』

 

湊は瀬戸に認められて嬉しそうだった。

 

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湊と司賀が仲直り

湊は木彫りのメスを持ち、病院の屋上で胸をノックを繰り返していると、兄の声が聞こえてきたのか徐々に笑顔になる。

 

そこへ、司賀がお弁当を一緒に食べるために屋上へやって来た。

 

『愛実ちゃんを見て、僕にも分かりました。

 どうして僕が天国に行かなかったのか分かりました。

 子どもを救うためです。

 優しかったお兄ちゃんは、どうしても僕にお医者さんになってもらいたかったんだと思います。

 子どもを救って欲しかったんだと思います。

 だからもう、あんなことを言いません。

 僕を助けてくれて、ありがとうございました。

僕は立派なお医者さんになって、お兄ちゃんの分も子どもをみんな大人にします。

 だからこれからも、ずっとずっと僕を見守っていてください。』

 

『ああ。お前の成長を楽しみにしているよ。』

 

湊と司賀は、二人でオニギリを食べ仲直りをするのでした。

 

しかし、この時既に司賀は病に冒されていた。

癌ステージ4で、肝臓や肺に転移がみられている状態だった。

 

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高山に別れが訪れる

とある料亭では、男性が東郷に病院の改正プランの返答を伺っていた。

 

『我がグループが全力でサポートいたします。お答えをお聞かせ願いますか。』

 

『理事長、これが病院を守る最後のチャンスになりますよ。』

 

東郷は悩むが、『よろしくお願いします』と猪口のプランを受け入れることを決断した。

 

『私たちもう終わりにしましょう。』

 

高山の元に東郷から別れのメールが届くのだった。

 

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グッド・ドクター 7話の予告動画

第7話は、プロポーズを受けた菜々子に卵巣摘出の危機が訪れようとしております。

 

かつて小児外科に入院していた少女は、瀬戸が担当をしていた患者でした。

菜々子は成長し社会人へ成長し、恋人からプロポーズを受けていたが病気のことが言えずに瀬戸の元を訪れます。

 

しかし、再び病魔が襲いかかろうとしており、赤ちゃんを産めなくなってしまうかもしれないという状況に。

 

菜々子の命と恋人との関係はどうなってしまうのか。

 

次週も涙が止まらなそうですね。

 

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感想・まとめ

理香とお腹の赤ちゃんは、2人とも無事に助かりほっとしましたね。

 

湊の父親が湊に会いに来た目的は、お金でした。

ずっと湊に会いたかったと思っていたのが嘘だったのは、何となく想像はしていたけど改めて知ってしまうと見ている私も胸が痛くなりました。

 

画像診断科への転科を免れた湊ですが、今度は湊自身の心が壊れて立派なお医者さんになるという夢を諦めようとしてしまいますが、復帰して立ち直ることが出来て本当に良かったです。

 

司賀院長は湊のためを思って、兄の死を少し嘘をついてしまいますが、愛のある言葉に司賀が父親だったらよかったのにと思ってしまいました。

 

そんな司賀が、まさかのガンだなんて。

『責任は自分が取る』と言っていた言葉の覚悟が解かれる瞬間でした。

 

次週もまた、お届けしたいと思います。

 

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